ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

鈴江コーポ、横浜に危険品立体自動倉庫着工

2020年7月16日 (木)

拠点・施設鈴江コーポレーション(横浜市中区)は16日、新杉田埠頭倉庫営業所の敷地内に危険品立体自動倉庫を建設すると発表した。2022年5月の完成を目指す。

同営業所はタンク設備・保税蔵置場を備える危険品に特化した営業所だが、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い需給のひっ迫が懸念される医薬品・医薬部外品・衛生品の原材料専用倉庫として建設することにした。

建物は鉄骨造、高さ20.65メートルで敷地面積は590平方メートル(179坪)。消防法第四類に対応した貨物をペール缶とドラム缶の荷姿で保管する。保管量は最大1580パレットで、地震対策として制振ダンパー、制振ストッパーを採用。浸水対策として腰壁・制御室などを1メートルかさ上げし、塩害仕様も施す。

危険品立体自動倉庫を建設する新杉田埠頭倉庫営業所は、敷地面積2万3000平方メートル(7000坪)で、2万3000トンの船舶を繋船できる桟橋があり、本船での入出庫作業が可能。敷地内にはタンク設備・危険品倉庫・動植物油脂倉庫・普通品倉庫があり、消防法第四類危険物・劇毒物・指定可燃物などに特化し、ケミカル品から油脂類製品まで幅広い貨物を保管する。