調査・データ病院やクリニックのDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援するスマートスキャン(東京都中央区)が11日発表した、ドライバーの時間外労働に上限規制が設けられる「物流の2024年問題」に対して、運転従事者303人に意識調査したところ、回答者の28.7%が否定的な見解を示したことがわかった。収入減(81.6%)や人手不足の深刻化(36.8%)などが懸念点として多く挙げられた。
一方、肯定的な見解は44.9%だった。理由として、運転時間の見直し(61.8%)やドライバーの働き方への社会的な関心の高まり(50.7%)、時間外労働が減る(44.1%)が上位を占めた。
調査は22年12月にインターネット上で「脳の健康」に関する意識調査として実施し、運転従事者(トラック91人、タクシー100人、バス112人)が答えた。
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