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東京建物、リーシング好調の地方へ展開を目指す

2024年4月10日 (水)

イベント東京建物は、10日から12日までインテックス大阪で開催される関西物流展に出展している。

これまで首都圏を中心に拠点開発を行ってきた同社。堅調な需要がある東京湾岸に多拠点を展開すると同時に、柏、美女木、戸田といった埼玉・千葉エリアでも相次いで開発を行っている。湾岸は外航・内航の船便を使ったアパレル、内陸部は首都圏の大消費地をターゲットとした日用品などの消費財の需要が高いという。

これまでは首都圏や関東エリアを中心とした拠点開発が中心だったが、ここ最近は東北、九州といった地方への展開も進めている。

仙台では港が北東北への起点となるほか、港から都市部へのアクセスが良いことから、仙台駅周辺の消費地向けの荷物が多いという。TSMCの半導体需要に湧く熊本では、地元企業やゼネコンと組んだジョイントベンチャーによる拠点開発を進める。

そのほか、福岡、愛知など、船便が使えて消費地を控えた都市部での開発も着々と進めている背景には、地方でのリーシングが好調なことがある。まだ具体的なプロジェクトは進んでいないということだが、岡山、静岡などの大都市間の中間拠点として機能できる施設の建造も視野に入れているという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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