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東京建物、京都市伏見区で1.1万m2開発用地取得

2021年2月22日 (月)

(出所:京都市)

拠点・施設東京建物はこのほど、京都市伏見区横大路の市有地1.1万平方メートルを30億円で落札した。関西初進出の「大阪物流施設開発プロジェクト」(仮称)に続き、京都でも物流施設開発を行うものとみられる。

落札された市有地は、隣接する浄水場の拡張に備えて京都市上下水道局が確保していた市街化区域内の工業地域。第二京阪道路京都方面出入口の伏見インターチェンジから2.5キロ、大阪方面出入口の巨椋池インターチェンジから2.9キロに位置し、近くを走る国道1号線経由で京都駅まで8.8キロと交通アクセスに優れる。

同社は2019年7月に物流施設ブランド「T-LOGI(Tロジ)」を立ち上げ、20年6月に第1弾物件の「T-LOGI久喜」を埼玉県久喜市に竣工。現在は首都圏の7施設に加え、愛知、大阪、福岡でも物流施設開発を行う。

京都市上下水道局によると、今回の一般競争入札には物流施設開発事業者を含む7社が参加したという。市は3月16日までに契約を締結し、土地を引き渡す。

■所在地
京都市伏見区横大路菅本2番3外

■面積
1万1428.9平方メートル

▲落札された市有地(手前)の北東方向には物流施設が立ち並ぶ(出所:京都市)