菱倉運輸、リニューアブルディーゼルで輸送実証

▲実証実験で使用するトラクター（出所：菱倉運輸）

環境・CSR三菱倉庫グループの菱倉運輸（東京都江東区）は8日、伊藤忠エネクスと共同で、リニューアブルディーゼル（RD）を活用した実証実験をことし1月から名古屋港を起点に開始したと発表した。

この実験は、名古屋港からコンテナ輸送を行うトラクターヘッド1台の軽油をRDに置き換えて実施するもので、名古屋港を起点とするコンテナの定期輸送車両がRDを使用するのは初めて。この車両は、キリンビールの名古屋工場、滋賀工場への原料輸送などに活用されている。

RDは伊藤忠商事がネステ（フィンランド）から輸入し、伊藤忠エネクスを通じて菱倉運輸に供給される。本実験を通じて、菱倉運輸と伊藤忠エネクスは名古屋港を起点とする陸上輸送でのRDの本格活用を目指し、将来的に他の地域でもRDの使用を検討する予定だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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