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近日リリース、EC受注処理を円滑化する関通新OMS

2024年4月12日 (金)

イベント総合物流企業の関通は、10日からインテックス大阪で開催されている関西物流展に出展。すでに提供されている中小物流企業向けWMS(倉庫管理システム)「クラウドトーマス」を中心に紹介するなかで、開発中のOMS(受注管理システム)の「ecoms」(エコムス)を紹介し、5月をめどに段階的にリリースしていくという。

▲出展ブースの様子

クラウドトーマスは倉庫内の作業人員1〜15人程度の小〜中規模の物流センター向けのクラウドWMS。リーズナブルな導入・運用コストで入出庫や在庫、マスタ管理を行うことができる。2024年問題で物流の効率化の必要性が高まっているなかで、中小物流企業からの関心が高まっている。また、各種管理業務を効率化、自動化できることから、労働人口による採用難が増えつつある状況では、こうした省人化できるソリューションはますます求められていくと見られる。スマートフォン+スキャナー、ハンディーターミナルを使ったわかりやすいオペレーションが可能で、作業者の習熟度が低くても運用できるのも、導入へのハードルを下げている。

近日リリースされるエコムスは受注を管理するシステムで、受注情報は自動的にクラウドトーマスへと連携され、発送業務まで進めることができる。

受注業務はプレゼントラッピングなど、エクストラな作業が必要となる場合は備考欄などに記入してもらい、担当者が個別に対応するなどアナログな業務になりがちである。エコムスでは補足情報をAI(人工知能)で自動処理することで、スピーディーな業務フローを実現する。

また同サービスでは受注処理代行とコンタクトセンターのアウトソーシングも可能。受注処理代行では受注から物流までを一括で依頼可能で、特殊ラッピングなども行ってもらうことができる。コンタクトセンターでは電話対応や窓口対応だけでなく、商品・事業に関するバックオフィス作業全般のサポートを受けることができる。

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