ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

熊本県南の物流機能高める、新八代駅周辺を開発へ

2024年4月12日 (金)

国内熊本県八代市は11日、同県内に大手半導体メーカーTSMC(台湾)が進出したことを契機として進めているJR新八代駅周辺の開発計画について、グランドデザインを策定したと発表した。

同市は、港湾や駅、高速道路などのアクセスに利便性がある新八代駅周辺の開発を加速させ、広域的な人流と物流の拠点機能を高めることで、半導体需要に賑わう同県の産業構造転換を「県南の雄都」としてけん引することを目指し、3月に同駅周辺のグランドデザインを策定した。

新八代駅周辺は八代港や九州縦貫自動車道方面へつながる道路網の整備が進行中であることなどから、同市は県南の拠点都市として半導体関連産業の集積、人流・物流の増加を見込み、開発を加速させる。

▲新八代駅周辺の道路交通整備状況(クリックで拡大、出所:八代市)

同市は年々人口減少が続いており、2020年時点での人口12万3067人が、50年には8万6864人と30%減少すると見込まれている。高校を卒業する世代が進学や就職を機に同市を離れることも課題となっており、新八代駅周辺の開発を加速させることで地域に賑いを創出し、「若者や子どもたちに夢を与える」まちとなることを構想する。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com