JMU、マースク向け大型コンテナ船を引き渡し

荷主ジャパンマリンユナイテッド（横浜市、JMU）は12日、呉事業所（広島県呉市）で建造していた12800TEU型の新型コンテナ船「MAERSK EL PALOMAR」（マースク エル パロマール）を3月27日に引渡したと発表。この船は12800TEU型の大型コンテナ船5隻シリーズの1番船で、広範な運航域に対応するための高い積載能力と環境性能を備えている。

「MAERSK EL PALOMAR」は全長335メートル、幅510メートルで、高効率な船型と省エネデバイスの最適化により、燃費性能を大幅に向上させている。特に燃料効率は業界基準のEEDI削減率を50％以上下回り、環境負荷の低減に貢献している。

本船はメタノールReady仕様を採用し、冷蔵・冷凍コンテナの需要増加に対応できる最大2500個の搭載能力を持つ。また、安全性を高める極厚高強度鋼板の技術を使用し、最新のデジタル技術を適用したDNVSMART（EEN）Notationも取得している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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