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辰巳商会、下請け事業者との公平な価格設定を宣言

2024年4月17日 (水)

ロジスティクス海運や港湾運送業などを手掛ける辰巳商会(大阪市港区)は16日、2022年7月に公表した「パートナーシップ構築宣言」の内容を改訂した。「労務費の上昇を適切に反映した価格交渉を行う」などの文言を追加するなど、取引先との公平な価格設定を強調したものとしている。

宣言では「振興基準」の順守を明記し、不合理な原価低減要請を行わない方針を打ち出している。労務費を含むコストアップが必要な場合は、下請け事業者と十分に協議し、適正な利益が確保されるよう努めることや、価格転嫁の必要性について下請け事業者に定期的に問いかけることなどを明記した。

そのほか、直接の取引先を通じてその先の取引先に働きかけるなどして、サプライチェーン全体の共存共栄を図るために連携を強化し、IT技術の活用やBCP策定などで協力・支援体制の構築を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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