ロジスティクス伊藤忠ロジスティクス(東京都港区)は1日、サプライチェーンにおける取引先との共存共栄を目指す「パートナーシップ構築宣言」を策定したと発表した。物流現場における情報共有や業務効率化、適正価格交渉、災害時の事業継続支援などを柱とする。
同宣言では、企業規模や系列を超えた連携を促進し、直接の取引先だけでなく、その先の企業にも働きかける姿勢を示した。例えば、テレワーク導入やBCP(事業継続計画)の助言など、災害時を含めた取引先支援策を進める。加えて、情報を共有することで、サプライチェーン全体の付加価値向上と効率化を目指す。
また、物流取引においては「振興基準」の順守を掲げ、不合理な原価低減要請を行わず、労務費の適切な転嫁を意識した価格交渉を年1回以上実施するとした。支払条件では、現金払いの推奨や60日以内の支払サイト設定、割引料の負担回避を明記。加えて、短納期発注や急な仕様変更を避けることで、物流業務におけるしわ寄せの抑制も重視している。
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