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商船三井、自動車積み込み効率化で新システム

2024年4月18日 (木)

ロジスティクス商船三井は17日、同社が全面協力して、日本貨物検数協会(J.C.T.C、東京都中央区)が開発した、自動車船業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するための新システム「J-CARPS」(ジェーカープス)が4月にリリースされた、と発表した。船内への自動車の積み込みエリアや台数の予定入力、実績確認ができるシステムで、商船三井も利用を始めたという。

▲新システム導入の流れ(クリックで拡大、出所:商船三井)

通常、自動車船には6000から7000台が積み込まれる。日本の港では、J.C.T.Cが実際に船内のどこに、何台が積み込まれたかを確認(検数)し、船会社はその情報をもとに次の港での積み込みプランを作成する。

これまでは船会社とJ.C.T.Cが異なるシステムで情報を入力し、メールで情報共有を行うのが一般的だった。しかし、新システムの導入で、「ファイル添付機能」や「簡易メッセージ送付機能」も備えられており、船会社や荷役作業者など関係者全員が最新の積み込み予定・実績データを共通のデータベースからいつでも確認可能となった。さらに、データベースの統一化で、把握が困難だった正確な追加積載可能台数の誤差がなくなり、より多くの自動車を正確に積み込むことが可能になるという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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