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流通BMS協議会、商業施設での標準化説く講演開催

2024年4月24日 (水)

▲J.フロント リテイリング執行役常務、デジタル戦略統括部長の林直孝氏の講演

イベント流通システム開発センター(GS1 Japan)は23日、2024年度の流通システム標準普及推進協議会(流通BMS協議会)の通常総会において、事業報告と事業計画についての審議を行うとともに、記念講演としてJ.フロント リテイリング執行役常務でデジタル戦略統括部長である林直孝氏の講演を開催した。

J.フロント リテイリングは、百貨店の大丸、松坂屋と、ショッピングセンターのパルコを傘下に持つ。講演で林氏は、これからの商業施設においてはデジタル運営が必須として、顕在化する人員不足に対応する「標準化・共通化・システム化」の重要性をあらためて解説。商業施設のテナント、デベロッパー双方に大きな負荷がかかっている「売上精算報告」のあり方についても、標準化ルール策定による生産性の向上などを検討していくことが示された。

そのほか、ビルマネジメント領域でも施設管理のデジタル化による属人化した管理業務からの脱却、カスタマーデータドリブン経営の実践による顧客満足度の向上についても知見が語られ、社内におけるデジタル人材の育成も含めた、デジタル時代に備えた新しい顧客体験、独自の価値創出への取り組みが語られた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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