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24年問題「対策済」は約6割、クロスマイル調べ

2024年4月25日 (木)

調査・データ物流事業者向けSaaS・プラットフォーム「ロジポケ」を提供するX Mile(クロスマイル、東京都新宿区)は25日、物流経営者を対象に「物流2024年問題への取り組み実態」に関する調査を実施し、その結果を発表した。

「24年問題を意識しているか」との問いには「意識している」(55.5%)、「少し意識している」(23.7%)、「あまり意識していない」(10.9%)、「意識していない」(7.1%)となり、23年10月に実施した調査時の「意識している」(58.7%)とさほど変わらない結果になった。

▲今回の調査結果(クリックで拡大、出所:X Mile)

「24年問題の対策を行っているか」との問いには「行っている」(33.2%)、「やや行っている」(30.2%)を合わせて63.4%となり、前回の「行っている」(27.1%)、「やや行っている」(35.1%)」を合わせた62.2%とほぼ変わらない結果に。「やや行っている」から「行っている」に移行している傾向が観察できるものの、「あまり行っていない」(17.1%)と「行っていない」(16.1%)が約3割を占める結果になった。

▲今回の調査結果(クリックで拡大)

「どの程度のドライバー数が必要か」との問いには「1人~5人」(47.4%)」が最も多く、「16人以上」(15.2%)、半数が「1人~5人」のドライバーを採用したいと回答した。企業規模別では、50人以下の企業の約9割(85.0%)が「1人~5人」、501名以上の企業の半数(46.9%)が「16人以上」採用したいと回答した。

同調査はことし3月28日〜4月3日にインターネット調査で、全国の20〜70代の男女で運送会社の役員以上の226人を対象に実施し、メイン回答企業は中小企業(従業員500人以下の企業が87%)だった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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