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24年問題対策「不足」77%、ドライバー600人調査

2023年10月30日 (月)

調査・データ社内規程管理クラウド開発のKiteRa(キテラ、東京都港区)は26日、20代以上のトラックドライバー男女600人を対象とした「2024年問題に関する実態調査」の結果をまとめた。それによると、2024年問題を「知らない・よくわからない」と回答した割合は34%いた。また、ドライバーの77%が、勤務先で24年問題に関する研修や説明を受けていないこともわかった。

「勤務先で24年問題に関して研修や説明があったか」との問いに対し、77%が「何も行われていない」と回答した。そのほか、「朝礼や終礼で説明があった」が12.2%、「メールやチャットで説明があった」が2%と簡易的な対応も多く、「研修会や社内勉強会が行われた」は7.8%、「資料の配布や掲示があった」は9%だった。

「24年問題を知っているか」との問いに対しては、「知っている」が66%、「聞いたことはあるがよくわからない」25.5%と「知らない」8.5%と、34%が24年問題の実態を理解していない結果となった。

残業時間については、1か月間平均の残業時間が「40時間未満」との答えが74.2%で最多で、続いて「40時間以上60時間未満」が11.3%、「60時間以上80時間未満」8.2%、24年4月からは時間外労働の条件規則違反に該当する「80時間以上」は6.3%だった。

「残業が発生する原因」は、「人員不足が」57.8%、「仕事量が多い」55.3%、「残業が当たり前の環境」が34.2%となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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