調査・データNIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)が13日発表した、2024年12月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比6.8%増の6176億100万円、営業利益が同85.7%減の34億7400万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が93.8%減の8億2200万円だった。航空輸送・海上輸送の需給緩和により、販売単価が低下したことなどから大幅減益となった。
ロジスティクスセグメント全体では、売上高が7.9%増の5275億100万円。日本の売上高が7.4%減の3054億9200万円、米州が0.4%減の370億1100万円、欧州が2.5倍の1129億1900万円、東アジアが4.7%減の373億5100万円、南アジア・オセアニアが8.5%減の347億2400万円と、欧州で急増した以外は減少した。
そのほか、警備輸送では、売上高が3.9%増の176億100万円、営業利益が6.5%増の13億7500万円と好調だった。一方で、重量品建設は売上高が5.1%減の106億1400万円、営業利益が13.7%減の7億7300万円、物流サポートは売上高が1.3%減の1079億9800万円、営業利益が26%減の24億1100万円と、それぞれ低調だった。
通期連結業績は、売上高が前年比11.7%増の2兆5000億円、営業利益が同36.4%増の820億円、最終利益が48.4%増の550億円を見込む。
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