ロジスティクス井本商運は13日、大手外航船社のオリエントオーバーシーズコンテナラインリミテッドと連携し、十勝港・釧路港と京浜港、小名浜港と京浜港を結ぶ内航フィーダーサービスを開始すると発表した。この新サービスは、地方港発の輸出入コンテナ貨物を国際コンテナ戦略港湾で京浜港の外航母船サービスと接続することを可能にし、物流の効率化を図る。
小名浜港と京浜港を結ぶルートは、2020年3月以降休止されていたが、小名浜港の施設拡充を受けての再開が決定。十勝港、釧路港からの新規サービスとともに、苫小牧港や八戸港、釜石港、仙台港といった既存ルートと連携し、利便性向上を目指す。
この取り組みは、国内輸送の働き方改革や長距離輸送の効率化、持続可能な社会の実現に向けた低炭素輸送の推進にも寄与。道東、南東北と全国を結ぶモーダルシフト輸送にも積極的に取り組み、地域間の貨物輸送のさらなる活性化を図るとしている。
寄港開始は17日から段階的に行われ、各港からの週1便の定期便が設定されている。対象船舶は100-200TEU型内航コンテナ船で、各地の港との効率的な連携が期待される。
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