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アスクル、関西拠点にギークプラスGTP導入

2024年5月23日 (木)

サービス・商品アスクル(東京都江東区)は21日、アスクル・バリュー・センター関西(AVC関西)で、ギークプラス(渋谷区)のGTP(棚流動型ロボット)ソリューション「PopPick」(ポップピック)のAGV(無人搬送車)318台が全面稼働を開始したと発表した。

▲AVC関西庫内の様子(出所:アスクル)

今回の稼働では、昨年12月の第1期に続き、新たにAGV72台とPopPickステーション4台が加わり、AVC関西全体で318台のAGVと15台のPopPickステーションが稼働を開始する。AGVが在庫商品の入った折り畳みコンテナを収納した棚をPopPickステーションまで搬送し、作業員は定点でコンテナ商品ピッキング作業を行う。

従来のGTPソリューションと比較し、同面積での商品保管効率が向上し、保管効率は従来の2倍を見込んでいる。さらに、定点でのピッキングや非稼働時の自己学習に加え、PopPickステーションも15台体制となることで、出荷能力は従来の3.8倍に向上する見通し。

▲PopPickステーション(出所:アスクル)

これにより、アスクルは2025年5月期を最終年度とする中期経営計画で掲げている、医療機関・介護施設(メディカル領域)および製造業(MRO領域)の専門商材であるロングテール商品の拡充と効率的な出荷を実現するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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