ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

オリックス不、18万平米の厚木施設を満床稼働

2024年5月24日 (金)

▲厚木Ⅲロジスティクスセンター(出所:オリックス不動産)

拠点・施設オリックス不動産は24日、延床面積18万1613平方メートルを誇るマルチテナント型物流施設「厚木IIIロジスティクスセンター」(神奈川県愛川町)が完成したと発表した。完成時点で5社と賃貸借契約を結んでおり、満床で稼働するという。

同施設は地上6階建てで、地震の揺れを吸収する高性能な免震装置を採用した免震構造。各階に直接アクセス可能なダブルランプウェイを備え、各階に55台が同時に接車できるトラックバースを設置している。敷地内には危険物倉庫も併設し、化粧品やアルコール類など、多様な保管ニーズに対応する。

▲危険物倉庫(出所:オリックス不動産)

首都圏中央連絡自動車道(圏央道)・相模原愛川インターチェンジ(IC)から3.8キロ、神奈川県内陸工業団地内に位置する。首都圏への配送だけでなく、東名高速自動車道や中央高速自動車道を利用した西日本への広域配送にも適している。また、2027年度には新東名高速道路の全線開通も予定されているため、さらなる交通利便性の向上も期待できる。

▲カフェラウンジ

職場環境の快適さにこだわり、一部の倉庫には空調区画を実装するほか、6階共用部には240席のカフェラウンジ、無人コンビニエンスストアを設置。敷地内には、生物多様性の保全と地域共生を目的とした「四季の庭」を設け、休憩時にはテラス席でリラックスした時間を過ごせる空間を提供する。

厚木IIIロジスティクスセンター
所在地:神奈川県愛甲郡愛川町中津字桜台4025-1ほか(神奈川県内陸工業団地内)
アクセス:圏央道・相模原愛川ICから3.8キロ、同・圏央厚木ICから5.3キロ、JR相模線・原当麻駅から4.3キロ
敷地面積:7万5545平方メートル
延床面積:18万1613平方メートル
規模・構造:地上6階建て、鉄筋コンクリート造、免震構造
駐車場台数:普通車493台、大型トラック待機場55台
その他設備:トラックバース各55台、床荷重1平方メートル当たり1.5トン、梁下有効高5.5メートル以上、全館LED装備、非常用発電機完備、空調(3-5階)、太陽光発電設備実装、電気自動車(EV)充電スタンド24基設置、危険物倉庫設置
着工:2022年8月1日
竣工:2024年4月30日

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com