近鉄エクス韓国法人、大型物流センター開設

▲外観イメージ（出所：近鉄エクスプレス）

拠点・施設近鉄エクスプレス（東京都港区）は27日、韓国法人キンテツ・ワールド・エクスプレス（韓国、、KWE韓国）平澤物流センターにて、新たに大型倉庫を開業すると発表した。

KWE韓国は、平澤港（ピョンテク港）の浦升国家産業団地内に2021年4月に第1ターミナル、22年4月に第2ターミナルを開業し、半導体関連産業を中心に高品質なロジスティクスサービスを提供している。新ターミナルでは、冷蔵・冷凍ルームに加えて定温庫を備え、半導体製造装置などの大型貨物から原材料、部品まで幅広い貨物の保管に対応する。

KWE韓国は同地域にて自前倉庫を運営する唯一の日系物流企業で、新ターミナル稼働後もその優位性を発揮し、韓国でのプレゼンスの向上、顧客へのビジネスサポートの強化を図る。

韓国では官民が一体となり半導体産業へ積極投資が行われており、平澤はその中心地なので、最先端半導体の生産拠点としての工場建設や企業集積が見込まれ、ロジスティクス需要の拡大が予想されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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