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プロロジス、埼玉県川島町で複数利用の物流施設着工

2013年2月14日 (木)
プロロジスパーク川島2の完成予想図

プロロジスパーク川島2の完成予想図

拠点・施設プロロジスは14日、埼玉県比企郡川島町でマルチテナント型施設「プロロジスパーク川島2」を4月に着工すると発表した。

同施設は、圏央道の川島インターチェンジから300メートル地点にある「川島インター産業団地」内に位置し、24時間操業も可能な周辺環境。

圏央道は、既に接続済みの中央道、関越道に加え、2014年度以降に東北道、東名道と接続する計画で、東日本全域だけでなく東海、西日本地域へのアクセスが格段に向上する見込み。

国道254号バイパスなどの一般道による都心部へのアクセスにも優れる物流適地で、4月に着工し、100%稼働中のマルチテナント型施設「プロロジスパーク川島」に隣接して開発する。

施設はワンフロアが4000坪、3階建ての計画となっており、1階と2階にトラックバースを備えるマルチテナント型施設として開発。2階のトラックバースに対しては、上り、下り専用のスロープを備え、ワンウェイで車両がアクセスできる効率的なオペレーションを実現できる構成となっている。

賃貸区画は2000坪から1万2000坪まで設定可能で、最大4カスタマーに対応する。

庫内は一般的なマルチテナント型施設に比べ、6.5mと梁下有効高を確保して保管効率を高めており、流通型、加工型だけでなく、保管型物流施設として運用できる。

特に1階は、2.5トンフォークリフトが使用できるほか、重量物の保管に対応できる床積載荷重設定とし、多様な物流活動ニーズに対応可能な施設とする。

また、マルチテナント型施設での標準仕様として、緊急地震速報システムや衛星電話などを備え、入居カスタマーの事業継続性にも配慮。LED照明の採用のほか、1メガワット超の大規模太陽光発電システムの導入も計画しており、CASBEE埼玉県のAランクを取得する。

■「プロロジスパーク川島2」の概要
名称:プロロジスパーク川島2
所在地:埼玉県比企郡川島町かわじま
敷地面積:2万8103m2(8500坪)
延床面積:4万5731m2(1万3833坪)
構造:地上3階建
着工:2013年4月
竣工:2014年2月