サービス・商品物流などの自動化ソリューションを開発するROMS(ロムズ、東京都品川区)は6日、3PL事業者のM・Kロジ(福岡県宇美町)が運営する習志野ディストリビューションセンター(DC)に、ロムズの高速立体型ピース仕分け機「Nano-Sorter」(ナノ・ソーター)が導入されると発表した。

▲ナノ・ソーター(出所:M・Kロジ)
ナノ・ソーターは、EC(電子商取引)、小売、物流事業者向けの自動化ソリューションとして、既存システムと連携することで作業を効率的する。M・KロジはEC領域に強みを持ち、特に化粧品やサプリメントの単品通販において高いシェアを持つ3PL企業であり、物流業務の効率化を目的としてこのシステムを導入することを決定した。
M・Kロジはナノ・ソーターの導入により、梱包前工程の仕分けから検品までを自動化し、工程間の荷待ち削減や生産性の標準化を進める。これにより、倉庫全体の工数を25%程度削減することが見込まれるという。
ナノ・ソーターの特長は、標準16.5平方メートルから設置可能と小規模から導入できる点と、1時間に700ピースを高速に仕分ける点が挙げられる。また、バッファエリアを設置することで天高を有効活用し、大量の仕分け処理が可能となる。
今回の導入により、M・Kロジは物流業務の効率化と省人化を進めるとともに、3PL企業における業務改善のモデルケースとなることを目指す。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com