国際海運大手のロマー・シッピング(イギリス)はこのほど、過去1年間で1億2700万米ドル(196億7000万円)をばら積み船導入に投資したと発表した。
同社は、保有するコンテナ船を全て処分し20億ドルを調達。これを原資にドライバルク市場において戦略的な投資を行い、船隊の強化を図っている。新たに購入したばら積み船は、中国の造船所における省エネ設備の設置などが終わってから、チャーター便として運用を開始する。
ロマーのドライバルク船団に9隻が加わることで、同社の総積載量に60万DWT(載貨重量トン数)超が追加される。
同社はドイツ・ブレーメンに本拠を置くカール・ビュットネル・ホールディングスを1億6000万米ドルで買収するなど、化学品タンカー分野の強化も進めている。
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