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財務・人事ニッコンホールディングス（HD）が8日に発表した2026年3月期第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比13.6％増の658億2600万円、営業利益が同0.9％減の50億1500万円、最終利益が39.3％減の26億9900万円となり、増収減益での着地となった。
運送事業は、売上高が14.7％増の303億4900万円、営業利益が94.9％増の18億2700万円。貨物取扱量の増加や運賃の適正化に加え、2024年5月に連結子会社化した米シュプリーム・オート・トランスポート（SPMA）の寄与や、前年に計上したSPMA関連コストの反動もあり、大幅な増益となった。
倉庫事業は、新設・増設倉庫の効果により保管貨物量が増加し、売上高は4.6％増の105億1500万円、営業利益は5.8％増の21億1700万円で増収増益を確保。梱包事業は、一部連結子会社での業務量減少などにより、売上高が1.0％減の139億6000万円、営業利益が17.2％減の9億5000万円と低調だった。テスト事業は、業務量は回復したが、人件費や設備償却費の増加が響き、売上高が1.9％増の58億6300万円、営業利益は6.9％減の7億4900万円と増収減益となった。
通期業績予想は、売上高が前年比13.0％増の2800億円、営業利益が同20.9％増の280億円、最終利益が20.8％増の200億円と、増収増益を見込んでいる。
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