環境・CSRニトリホールディングスは7日、太陽光発電事業などを手掛けるSustech(サステック、東京港区)と連携し、FIP制度を利用した余剰電力活用型の太陽光発電の稼働と、ニトリグループ他拠点への供給を含めた再生可能エネルギー循環の実現に向けた取り組みを2024年度より本格稼働したと発表した。FIP制度を利用した⾃社設備の屋根上における太陽光発電プロジェクトとしては、日本最大級のプロジェクトとなる。
この取り組みでは、全国に店舗網・物流網を持つニトリグループの強みを限活かし、太陽光パネルの設置に適したフリースタンディング型店舗に加え、店舗の7倍ものパネルが設置可能な大型物流拠点などに順次パネルを設置することで、全国規模で太陽光発電インフラの構築を目指す。
太陽光パネルを設置する拠点には、屋根全体にパネルを敷き詰めて、自拠点で使用する分以上の発電を行い、余剰電力をサステックが開発した電力プラットフォーム「ELIC」を活用して、パネルが設置できないニトリグループの他拠点に供給することで、発電したエネルギーを余すことなくグループ内で最大限活用する。
同プロジェクトにおける発電容量は総計80メガワット規模、発電される電⼒は年間10万メガワットアワー以上、温室効果ガス(GHG)削減は5万トン以上と試算している。
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