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ベトナム発欧州向け鉄道輸送サービス、郵船ロジ

2024年6月7日 (金)

サービス・商品郵船ロジスティクスは7日、ベトナムと中国を結ぶ定期貨物列車「」を利用した欧州向け国際鉄道輸送サービスを開始したと発表した。

サービスは、ベトナム・ハノイから中国・重慶まで輸送し、そこから中国と欧州を結ぶ中欧班列に接続して欧州までクロスボーダー輸送を行う。安定したリードタイムと温室効果ガスの大幅削減が期待される。

▲輸送ルート(クリックで拡大、出所:郵船ロジスティクス)

紅海の情勢不安や海上輸送の混乱が続くなか、サプライチェーンのBCP対策としても有効であり、鉄道を利用することで輸送日数の短縮とGHG排出量の削減が見込まれる。サービス開始に先立ち、3月からドイツ向けにトライアル輸送を実施し、高品質な輸送を実現したという。

郵船ロジスティクスは昨年、中国ラオス鉄道を利用した欧州向け鉄道輸送サービスも開始しており、ASEAN(東南アジア)諸国と欧州間の輸送需要の拡大に対応するため、今後も複合一貫輸送サービスの拡充を目指す。ベトナムでは、ハノイ発に加えてホーチミン発の国際鉄道輸送サービスの提供も検討中である。

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LOGISTICS TODAY編集部
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