調査・データリクルートは14日、5月のアルバイト・パート募集時平均時給調査の結果を公表した。3大都市圏(首都圏・東海・関西)での「製造・物流・清掃系」の平均時給は前年同月比36円アップの1190円で、3.1%の増加だった。
物流関係を業務別で見ると、最もアップしたのは前年同期比46円(3.9%)アップの「物流作業」(1216円)で、次いでは同37円(3.2%)アップの「発送・仕分け・梱包」(1208円)だった。
その他の業種も「ドライバー・配送・デリバリー」が33円(2.9%)アップ(1181円)、「ドライバー(中型・大型・バス・タクシー)」が31円(2.6%)アップ(1234円)、「構内作業・フォークリフト」が15円(1.1%)アップ(1375円)とすべて上昇した。
地域別にみると、首都圏では「構内作業・フォークリフト」が9円ダウン(マイナス0.6%)の1383円となり、関西では「ドライバー(中型・大型・バス・タクシー)」が同29円ダウン(マイナス2.3%)して1206円になるなど、一部の業種で低調だった。
一方で、東海の「物流作業」が同54円(5%)増の1130円に、関西の「発送・仕分け・梱包」が同51円(4.5%)増の1195円になるなど、大幅に時給がアップした業種も見られた。
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