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【四半期決算】住友倉庫2Q、主要港のコンテナ取扱い大幅増

2010年11月5日 (金)

ロジスティクス【平成23年3月期第2四半期連結業績】
社名:住友倉庫
売上高:650.6億円(10.7%増)
営業利益:49.3億円(46.6%増)
経常利益:54.8億円(51.2%増)
四半期純利益:32.9億円(75.4%増)

 

物流部門では主要港のコンテナ取扱い、中国・アジアを中心に輸出入作業が大幅に増加しており、鉄鋼、石油・石化関連などの主要顧客の生産量が回復したことを受けて、工場構内での作業量も増加。一方で国内一般貨物の取扱が低調となり、物流部門の売上高は1010億3800万円(前年同期比12.2%増)、営業利益も23億2900万円(2.9倍増)となった。売上高に占める割合は54.3%。

 

倉庫収入は、倉庫保管残高は概ね前年同期を下回って推移したものの、入出庫の取扱いが増加したほか、連結子会社で前年度に稼働した配送センターが寄与したことから、105億1100万円となった。港湾運送収入は、コンテナ荷捌は前年度に取扱いを開始した新規航路が寄与したほか、既存航路の取扱いも順調で、一般荷捌も輸出貨物、輸入貨物とも復調したことから、183億6600万円となった。

 

国際輸送収入は、一貫輸送は東南アジアを中心とした取扱増加や海上運賃の上昇により増収となり、航空貨物の取扱いも回復したほか、海外子会社での貨物取扱いも概ね堅調であったことから、125億3400万円となった。陸上運送ほかの収入は、前年度に稼働した配送センターが寄与したことなどから陸上運送収入が増収となり、186億3500万円となった。この結果、物流事業全体の営業収益は600億4700万円となり、減価償却費なども減少したことから、営業利益は38億3300万円となった。