ロジスティクスAPモラー・マースク(デンマーク)は19日、スポーツアパレルのナイキと共同で、世界初のメタノール燃料対応コンテナ船の命名式を8月にアメリカ・ロサンゼルス港で開催すると発表した。この新しいコンテナ船は、1万6000TEUを超える貨物を運搬でき、グリーン燃料を使用する。命名式にはAPモラー・マースクのCEOヴィンセント・クレルク氏とナイキの特別ゲストスピーカーが参加し、翌日には一般公開も予定されている。同船はマースクの目標である2040年までの温室効果ガス排出量ゼロ達成の一環であり、同社はさらに20隻のメタノール対応船を発注している。
8月27日の命名式では、マースクの地域社長であるチャールズ・ヴァン・デ・スティーネ氏も参加し、共同の努力で持続可能なサプライチェーンを目指すことの意義を強調する予定である。
翌日の一般公開では、訪問者は船内の見学ができ、船員の居住区やブリッジを見学することが可能だ。見学には事前登録が必要で、8月にオンラインで受付が開始される予定である。詳細はMaerskの公式ウェブサイトで確認できる。
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