財務・人事常石造船(広島県福山市)は16日、従業員の待遇改善を目的に人事制度を改定すると発表した。中期経営方針に掲げる「人材開発」の一環で、初任給の引き上げや家族手当・出産補助の拡充などを行う。
制度改定により、新卒初任給は28万円に引き上げられる。家族手当は満22歳までの被扶養者に対し、1人あたり月1万円とし、従来の倍額に増額。出産補助は1人目20万円、2人目以降30万円に拡充され、経済的負担の軽減を図る。
同社はばら積み貨物船やコンテナ運搬船、タンカーなどの建造・修繕を手がけ、国内外3か所の造船拠点を持つ。今回の処遇改善により、今後の人材確保や造船業界全体の制度改善への波及効果を目指す。
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