環境・CSR三菱ガス化学は20日、同社新潟工場(新潟県新潟市)の消化ガスを原料にバイオメタノールを製造するための設備が完成し、国内初のバイオメタノール製造を開始したと発表した。消化ガスは下水処理プロセスで発生するCO2とメタンガスを含む可燃性のガス。
同社は2023年に、新潟県が所有する下水道の終末処理場から発生する消化ガスのうち未利用分を有効利用することを目的として、新潟県と売買に関する基本協定を締結している。今回、新井郷川浄化センター(新潟市)の消化ガスを原料にメタノールを製造するため、同浄化センターに出荷設備と、新潟工場に受け入れ設備を設置し、同社の既存設備を活用したバイオメタノール製造を開始した。
バイオメタノールは、カーボンニュートラルに貢献する燃料、またサステナブルな化学品原料として幅広く使用できる。
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