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丸和運輸機関が熊本産野菜を東京の店頭へ当日輸送

2024年6月21日 (金)

サービス・商品AZ-COM丸和ホールディングスのグループ会社で3PL事業を展開する丸和運輸機関(埼玉県吉川市)は20日、熊本大同青果(熊本市西区)やANA Cargo(アナカーゴ、東京都大田区)と共同で今年4月、朝収穫した熊本産のタケノコとアスパラガスを、当日の夕方までに東京のスーパーマーケットに届ける低温食品物流サービス「鮮度直(せんどちょく)」を行ったと発表した。今後、北海道のトウモロコシや山形のサクランボなどもスーパーへ直送する。

▲「鮮度直」の輸送、店舗陳列の様子(出所:AZ-COM丸和HD)

AZ-COM丸和グループの「鮮度直」は独自の産地直送支援サービスで、収穫後の鮮度劣化が速い野菜や果物を、低温で温度変化を最低限に抑えながら配送。産地とスーパーを直接つなぐことで、流通経路を効率化し、遠隔地からできるだけ鮮度を落とさずに店舗まで届ける。

輸送方法はトラックや鉄道、航空、海上と、産地から配送先までの経路に合わせて最適な方法で対応する。現在、提携産地は26産地で、将来的には100産地を目指している。

4月5日から7日までの3日間の鮮度直では、早朝に収穫した、タケノコ200ケース、アスパラガス60ケースの計260ケースを熊本県の産地から羽田空港まで空輸し、当日夕方に東京都や神奈川県、千葉県、埼玉県のマックスバリュの店舗に届けた。今年の夏は、トウモロコシやサクランボのほか、熊本産のスイカやミカンも産地直送する予定だという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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