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トラック満足度、日野が4年連続1位

2013年2月28日 (木)

サービス・商品J.D.パワーは28日、2012年日本大型トラック顧客満足度調査結果を発表し、日野自動車が631点で4年連続の満足度1位となったことが分かった。

2位以下は、三菱ふそうが621点で2位、UDトラックスが616点で3位、いすゞが615点で4位となった。

また、アフターサービスの整備・修理の際、部品不足による休車が発生した場合、満足度が低下する傾向が明らかになった。

この調査では、大型トラック(営業用・カーゴ系)に関する総合的な顧客満足度の評価を、4つの要素に基づいて算出し、影響度順に「アフターサービス」(47%)、「営業対応」(23%)、「商品」(15%)、「コスト」(14%)となっている。

合わせて62の詳細項目に対する顧客の評価をもとに、総合満足度スコアを1000ポイント満点で算出。2012年の総合満足度の業界平均スコアは、621ポイントで昨年と同スコアとなった。

2012年の普通トラック(積載量4トン以上)の販売台数は、復興需要の後押しもあり、すべてのメーカーが2011年を上回り、09年以降最も販売台数が多い年となった。

販売台数が好調である一方、総合満足度は11年と同じスコアであり、トラック業界全体として顧客満足度に改善は見られなかった。また、前回調査と同様に、総合満足度を構成するファクターの中で「アフターサービス」は総合満足度に対する影響度が最も高かった。