イベントMujin(東京都江東区)は24日、「ロボットテクノロジージャパン2024」で14台の新商品を含むロボットを出展し、「次世代型工場物流」を発表すると発表した。同展示会は7月4日から6日まで愛知県国際展示場で開催される。この出展では、インテリジェントオートメーション技術を駆使し、短納期かつ安価な自動化を実現するフレキシブルな物流ソリューションが紹介される。具体的には、混載デパレタイズ/パレタイズロボット、3D自動倉庫、QRグリッド式AGV、ロボット統合システムなどが展示される予定だ。

▲モバイルロボット3D自動倉庫(出所:Mujin)
変種変量時代に対応したこれらのソリューションは、製造物流現場での人手不足問題を解決し、高効率な自動化を実現することを目指している。展示物には、世界最速の通い箱混載デパレタイズ/パレタイズロボットや、日本初公開となるモバイルロボット3D自動倉庫などが含まれる。これにより、高い保管効率や入出庫効率を実現し、特定のロボットに問題が発生しても他のロボットが自動補完するゼロダウンタイムを達成する。
さらに、QRグリッド式AGV(無人搬送車)は独自の制御アルゴリズムにより、数百台規模の群制御が可能であり、渋滞回避やルート共有が実現されている。これらの技術は、工場全体の物流自動化をワンプラットフォームで実現し、操作性と効率性の向上を図るものである。
MujinのCEO兼共同創業者である滝野一征氏は、初日の基調講演で「知能統合プラットフォームが実現した次世代DX工場/倉庫」について講演する予定だ。講演はリアルとオンラインのハイブリッド形式で行われ、参加は無料。
Mujinのブースでは、独自技術と最新の現場導入事例を紹介するプレゼンテーションが30分ごとに行われ、各自動化ソリューションを紹介するブースツアーも開催される。参加には事前の申し込みが必要。
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