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ホーグオートライナー、アンモニア船建造の資金調達

2024年6月25日 (火)

財務・人事自動車運搬船運航大手のホーグオートライナーズ(ノルウェー)は19日、ノルウェー政府系企業でエネルギー関連を扱うエノバからおよそ2554万ノルウェークローネの資金を獲得し、アンモニアを燃料とするオーロラクラス船4隻を建造する計画を発表した。この資金は、海運業界のグリーントランジションを支援する最大規模のエノバ資金調達の一環である。

(出所:ホーグオートライナーズ)

これにより、2027年に完成するこれらの船舶は世界初のゼロエミッション船となり、同社の2040年までにネットゼロ排出実現する見通し。ホーグオートライナーズは、既存のオーロラクラス船8隻にLNGを使用し、将来的にアンモニアに転換する設計も施されている。

エノバの支援は、アンモニアと水素の海運用途における初のバリューチェーンの確立を目指しており、これによりゼロエミッション燃料の需要が高まり、海運セクターにおけるグリーントランジションの加速が期待される。CEOのアンドレアス・エンガー氏は、クリーンアンモニアを実現可能なゼロエミッション燃料として推進する意義を強調した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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