インテージ、2024年上半期売れたものランキング

調査・データリサーチ会社のインテージ（東京都千代田区）は27日、2024年上半期の「売れたものランキング」を発表した。このランキングは、全国およそ6000店舗の小売店販売データを基に作成されたものである。

クリックで拡大、出所：インテージ

1位はパックで、外出増と化粧品需要の回復が影響した。2位は靴クリーム、3位は強心剤がランクイン。価格上昇の影響で米が9位に入った。販売苦戦ランキングでは、1位が検査薬、2位がマスクなどのコロナ関連商品が上位を占めた。

特に、パックの売れ行きは外出機会の増加とともに回復しており、女性を中心に美容関連商品の需要が高まっていることが反映されている。また、靴クリームは外出時の身だしなみを整えるための需要が増加し、強心剤は高齢化社会の進展とともに需要が伸びている。米については、価格上昇が消費者の購買行動に影響を与えていることが示された。

販売苦戦ランキングでは、コロナ関連商品が引き続き上位を占めており、検査薬やマスクの需要は減少している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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