売れるネット広告社が中国越境EC事業を取得

M&A売れるネット広告社（福岡市早良区）は6月28日、同社の子会社、売れる越境EC（東京都港区）が、Web広告代理・運用代行のアクセスブライト（東京都中央区）から中国越境電子商取引（EC）事業を取得すると発表した。越境ECへの進出による海外販路開拓などの一環で、すでに、売れる越境EC社はことし2月から米国向け事業を展開している。

アクセスブライトは2011年の創業当初から、SN運用営代行など多面的なマーケティング支援で、EC事業者の中国進出をサポートしてきた実績があり、経営的に難易度が高い中国ECプラットフォームを開設・運用している。日本と中国に倉庫を持ち、直送モデル・保税モデルのいずれにも対応できる物流体制を整備しているほか、中国で著名な芸能人やインフルエンサーを起用した商品PRや、中国での展示会の開催、PRイベントなども手がけている。中国向けEC事業の23年12月期売上高は7600万円、営業利益5600万円だった。事業の取得費は1億2000万円で、7月1日に正式取得する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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