ロジスティクス商船三井さんふらわあは6月28日、7月1日から9月30日までの期間に適用される「燃料油価格変動調整金」を発表した。
九州路線の東京-博多航路と東京-苅田(北九州)、北海道路線の大洗-苫小牧航路の対象航路は、2024年4-6月期の規制適合C重油内航価格は11万200円/キロリットルであるが、政府の「燃料油価格激変緩和対策事業」により、適用指標価格は8万3900円/キロリットルとなった。
九州路線では、貨物車には2万7000円、乗用車には3500円の調整金が加算される。北海道路線では燃料油価格変動調整金は51%が加算される。
政府の対策事業が適用されることで、燃料費の変動が価格に反映される。調整金の概要として、規制適合C重油内航価格が2万6500円/キロリットル以上に高騰した場合、運賃に段階的な調整金が加算される。例えば、適用指標価格が2万6500円から3万1499円の範囲では、貨物車に2250円、乗用車に200円の調整金が加算される。価格が高騰するにつれて、調整金の額も増加し、最大で貨物車には3万8250円、乗用車には5000円の調整金が適用されることとなる。
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