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商船三井さんふらわあ、大洗-苫小牧にLNG燃料船

2025年1月22日 (水)

▲運行開始した「さんふらわあ かむい」(出所:商船三井)

ロジスティクス商船三井は21日、同社グループの商船三井さんふらわあ(東京都千代田区)が、大洗-苫小牧航路で初のLNG燃料フェリー「さんふらわあ かむい」の運航を開始したと発表した。同船は、茨城県と北海道を結ぶ航路に従事していた「さんふらわあ だいせつ」の代替として運用する。

さんふらわあ かむいは、LNG燃料を使用する高効率エンジンに加え、揚力を推進力として活用する「ISHIN船型」や省エネ装置「ステップ」を採用しており、CO2排出量を従来船より35%削減できる。さらに、貨物車両の積載スペース拡張や全室個室化された客室を備え、トラックドライバーの快適性向上を図ることで、モーダルシフトを支援する。

船内にはフィットネスルームや展望浴場、ペット同伴可能な客室などの設備が充実しており、旅客サービスの向上も目指している。また、同年初夏には姉妹船「さんふらわあ ぴりか」が就航し、LNG燃料フェリー4隻体制となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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