OOCL、アジアベストグリーン海運社に

認証・表彰OOCL（オリエント・オーバーシーズ・コンテナライン、中国・香港）は3日、6月25日に上海で開催されたアジア貨物・物流・サプライチェーン（AFLAS）アワードで「ベスト・グリーン・シッピング・ライン」に選出されたと発表した。今回の受賞は、環境規制の順守、グリーンイニシアチブへの投資、運航効率の向上、排出量削減のための政策設定など、OOCLの持続可能な取り組みが評価された結果である。これで同社は2度目の「ベスト・グリーン・シッピング・ライン」受賞となる。

（出所：OOCL）

同社は、バンカー節約プログラムや人工知能技術を活用した運航効率の向上、環境に優しい二元燃料船への投資など、さまざまな環境保護の取り組みを行っている。これにより、2023年の時点で2008年以来の平均輸送炭素排出量を53%以上削減することに成功している。さらに、2023年には顧客の持続可能性目標と脱炭素化目標の達成を支援するため、アップグレードされた排出量モニターを導入し、エンドツーエンドの輸送における二酸化炭素排出量のリアルタイム計算を提供している。

AFLASアワードは、アジア・カーゴ・ニュース（中国・香港）が主催する年次イベントで、海運・物流業界の主要企業を表彰するもの。受賞者は、アジア太平洋地域で国際的なビジネスを展開するクライアントから1万5000人を超える投票者によって選ばれ、業界内でのリーダーシップと一貫性が評価される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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