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DPワールド、メキシコシティで航空貨物強化

2026年6月10日 (水)

国際DPワールド(UAE)は9日、メキシコシティの貨物輸送事業で国際航空運送協会(IATA)の認証を取得し、メキシコにおける物流機能を拡充したと発表した。

認証取得により、同社は航空貨物の直接販売や航空運送状の発行、航空会社との直接取引が可能となり、航空貨物サービスを強化する。応答時間の短縮や価格設定の柔軟性向上、貨物へのアクセス改善などを通じて、顧客の利便性向上を図る。

北米ではニアショアリングの進展や製造業の拡大を背景にサプライチェーン再編が進んでおり、米国とメキシコ間の越境物流需要が増加している。米国運輸統計局によると、ラレドは2025年にメキシコからの輸入トラック全体の38.8%を取り扱っており、国境混雑が課題となっている。

こうした状況を受け、同社は航空貨物、倉庫、内陸輸送を組み合わせた統合物流サービスを拡充している。メキシコ国内ではメキシコシティ、モンテレイ、グアダラハラ、ケレタロ、シウダー・フアレスに貨物輸送拠点5カ所と倉庫4施設を展開し、総倉庫面積は5万5742平方メートルに達する。従業員数は800人。

また、製造業集積地であるケレタロでは複数顧客向け倉庫を新設し、契約物流事業を強化した。今後はモンテレイとグアダラハラでもIATA認証取得を目指し、航空貨物ネットワークの拡充を進める。

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