インフォマート、発注業務の完全デジタル化へ新連携

サービス・商品インフォマートは9日、invox（インヴォックス､東京都新宿区）の「発注書AI-OCR」とネクスウェイ（東京都江東区）の「FNX e-受信FAXサービス」が連携することを発表した。

この連携により、FAXやメール（PDF）で受信した発注書を自動でデータ化し、受発注業務のデジタル化が実現される。これにより、受注情報の仕分け、確認、入力、基幹システムへの連携が自動化され、ペーパーレス化と業務効率化が大幅に向上する。具体的には、受信したFAXやメールをAIが解析し、必要なデータを抽出してシステムに自動入力する。このプロセスにより、従来の手動作業によるエラーや時間の無駄を削減できる。

▲「FNX e-受信FAXサービス」と「発注書AI-OCR（invox）」の連携イメージ（クリックで拡大、出所：インフォマート）

インフォマートの「発注書AI-OCR」は、AI技術を活用して紙媒体やPDF形式の発注書からデータを正確に抽出するシステムであり、すでに多くの企業で導入されている。一方、ネクスウェイの「FNX e-受信FAXサービス」は、受信したFAXを電子データ化し、メールで通知するサービスである。これらのシステムが連携することで、受注業務全体のデジタル化が進み、効率的な運用が可能となる。

この発表に合わせて、インフォマートとネクスウェイは7月30日にオンラインセミナーを開催し、今回の連携の詳細や導入事例、活用方法について紹介する予定である。参加費は無料。

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