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黒田電気、中国・合肥市に合弁製造拠点

2013年3月15日 (金)

荷主黒田電気は15日、香港に拠点を持つ精密部品メーカー「精技塑胶制品」と合弁で、中国・安徽省合肥市で情報通信、家電製品用の精密部品製造会社を設立すると発表した。

香港現地法人を通じ、合肥市に拠点を置く中国資本の有力情報通信メーカーから情報通信用部品を受注したため、この受注に対応するとともに、合肥市に進出しているほかの情報通信、家電メーカーへの拡販を目的に、合弁会社の設立に踏み切ったもの。

合弁会社「合肥精捷技術」は、黒田電気の香港現地法人が80%を出資し、合肥市経開区と桃花工業園拓展区を拠点に4月に設立。情報通信、家電製品用の成形品、フィルム加工品などの精密部品の製造・販売を手掛け、2014年度に1575万米ドルの売上を目指す。

合弁相手の精技塑胶制品は香港のほか、深圳、東莞に生産工場を持ち、売上のほぼ8割が日系企業向けとなっている。