財務・人事住江織物は12日、中長期経営目標を発表した。この目標は、2021年7月に発表された計画に基づいており、2025年5月期から2027年5月期を対象とする。今回の策定は、前半3年間のSTEPⅠでの成果を基に、後半3年間の実力向上と持続的な成長を目指すものである。
具体的には、ESG経営の推進、社会のニーズに応える商材の拡販、グローバル経営の強化などを掲げている。また、非繊維領域の拡充や新たな成長エンジンとしてのメキシコ合成皮革工場の活用も計画されている。さらに、株主還元として、2027年5月期までにROEを8%に向上させることを目指し、配当性向を38%に引き上げる予定である。
また、コロナ禍からポストコロナへの変化、海運リソースのひっ迫など、さまざまな外的要因によってサプライチェーンの混乱が起きたが、こうしたことに柔軟に対応できる物流体制構築と効率化を目指すとしている。
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