荷主エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は22日、オーストリアのノーザンテリトリー準州政府と、エネルギーや金属資源などの安定供給や持続可能な資源開発で協力を進めるために覚書を締結したと発表した。
同準州には、天然ガスやマンガン、リチウム、レアアースなどの重要鉱物を含む天然資源が豊富に存在しており、日本にLNGやマンガンを供給している。JOGMECはこれまで、日本企業の支援や投資セミナーの開催などを通じて、準州政府などと協力関係を構築してきた。
今回の覚書は今月17日に締結し、エネルギー分野と金属分野での協力関係の強化を目指すとした。エネルギー分野では、天然ガスに加えて、CCS(二酸化炭素回収・貯留技術)や、水素・アンモニアを協力分野に含むことで、エネルギーの安定供給と脱炭素社会の実現につながる取り組みを進めていく。金属分野では、重要鉱物のサプライチェーンに関する戦略的協力枠組みの構築や持続可能な資源開発の促進などに取り組んでいく。
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