バロックが新中計、海外事業を積極展開

荷主MOUSSY（マウジー）など女性向けアパレルを展開するBAROQUE JAPAN（バロック・ジャパン）は16日、2030年を見据えた中期経営計画を発表した。

国内事業では改廃ブランドを明確化した重点強化や利益率の向上、ブランド競争力の向上に着手し、MOUSSYをはじめとするグローバルブランドの積極的な海外展開を図る。海外では、中国法人の自立と競争力の向上、アメリカのラグジュアリーデニム市場へ本格参入を目指す。また、大人世代向けカジュアルブランドの開発や、中国合弁パートナーとのレディース靴事業の開発など、新規事業の創出も進めていく。

ニューリテールの取り組みとして、オンラインとオフラインを融合させたビジネスの効率化、顧客利便性の向上を図る。店舗・EC（電子商取引）の情報統合によりデータドリブンのマーケティング、顧客動向分析を進めるとともに、RFIDタグを利用した物流効率化や店舗効率化も実現する。

中国レディース靴市場への進出では、現地でシェア12％以上を誇る合弁パートナーのBelle Fashionと協業し、100億円超の事業を目指すという。Belle Fashionの持つ小ロット、短期リードタイムによる柔軟なサプライチェーンを生かし、高い在庫回転率を実現する高収益ビジネスモデルを開発するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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