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昭和電工、中国の黒鉛電極メーカーを子会社化

2013年3月26日 (火)

拠点・施設昭和電工は26日、中国の黒鉛電極の一貫製造会社「中鋼集団四川炭素」を子会社化したと発表した。

四川炭素の持分取得手続きを完了し、今月18日付で申請が関係当局から承認されたことを受け、社名を「四川昭鋼炭素」に変更して子会社化したもの。昭和電工の持分は67%。

今後は同社の黒鉛電極製造の技術を導入し、四川昭鋼炭素の製品品質を高め、需要伸長が見込まれる中国・アジア市場で事業拡大を図る。

同社はこれまで、大町事業所(長野県大町市)、昭和電工カーボン(米国サウスカロライナ州)の2拠点から、高品質の黒鉛電極を主に先進市場へ提供してきた。四川昭鋼炭素を拠点に加えることで、新興市場向け製品の供給体制を整え、ハイエンドとボリュームゾーンの両市場に向けた二正面戦略を進める方針。