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韓国・釜山港の積替貨物、対日本が4.2%減少

2014年9月1日 (月)

国際韓国の釜山港湾港社は8月30日、釜山港の7月のコンテナ取扱量が前年同月比2%増の154万7306TEUを記録したと発表した。同港の月間コンテナ取扱量は3月の158万400TEU以降、5か月連続で150万TEU超を記録しており、同公社は「このような増加傾向が続けば積み替え貨物取扱量世界3位の地位を維持できる」との見通しを示した。

7月の積み替え貨物取扱量は3.2%増の78万5294TEUと、輸出入貨物の76万2012TEUを0.8%上回った。国別の割合は中国30.7%、日本14.2%、米国12.6%、欧州5.3%で、全体の62.8%を占めた。

積み替え貨物の国別増加割合は中国0.6%増、米国0.9%増、欧州13.6%増、ロシア9.7%増で対欧州の伸びが大きかったが、対日本は4.2%減少した。

7月までのコンテナ取扱量は1066万1989TEUで、新港と北港の割合は65対35と、昨年の62対38に比べて新港が増加傾向を示した。新港のコンテナ取扱量は101万1396TEUと7.6%増加したが、北港のコンテナ取扱量は53万5910TEUと72%減った。