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霞ヶ関キャピタル、名古屋で冷凍自動倉庫を開発

2024年7月30日 (火)

拠点・施設霞ヶ関キャピタルは30日、冷凍自動倉庫「LOGI FLAG TECH 名古屋Ⅰ」(仮称、名古屋市港区)の開発プロジェクトが始動したことを発表した。

▲(仮称)LOGI FLAG TECH 名古屋(出所:霞ヶ関キャピタル)

開発主体となる特定目的会社(SPC)へのノンリコースローン(借入人が保有する特定の資産から生ずるキャッシュフローのみを原資に債務履行がなされる融資)による資金調達を通じての同社初の案件となる。同社がSFG不動産投資顧問(静岡市清水区)と協働して招聘した、東海地方を営業基盤とする地方銀行を中心とする銀行7行が不動産ノンリコースローンを提供、霞ヶ関キャピタルを含む国内投資家複数社が出資者として参画するもの。

霞ヶ関キャピタルは、2030年のフロン規制に向けた冷凍冷蔵倉庫の設備投資、冷凍食品の消費増加による冷凍冷蔵倉庫の需要拡大、就業者の高齢化などの課題に対応するため、新しい物流ソリューションを実現する手段の一つとして冷凍冷蔵に自動化という要素を加えた冷凍自動倉庫の開発を行っている。同プロジェクトは中部エリアでは初の拠点で、中継輸送に適した立地。将来的には、首都圏と関西圏の輸配送の中継拠点として、既存物件とのシナジー効果を期待できるという。

同施設の敷地面積は7100平方メートル、延床面積は2万1620平方メートル(予定)、ことし秋か冬に着工し、26年春に完成予定だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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