ロジスティクス商船三井グループのダイビル(大阪市北区)は30日、霞ヶ関キャピタルがプロジェクトマネジメントを担う特定目的会社への出資にかかる契約を締結、名古屋市港区での物流不動産(冷凍自動倉庫)開発事業に参画したことを発表した。
当該地は伊勢湾岸自動車道・名港中央インターチェンジ(IC)から3.3キロ、名四国道・築地口ICから4.7キロに位置し、名古屋エリアへの配送拠点として利便性が高く、冷凍冷蔵倉庫が集積している物流適地に位置している。また、名古屋高速臨海鉄道・野跡駅至近であることから雇用確保の面でも有利な立地だ。
施設は2030年のフロン規制や、冷凍食品の消費増加により社会的ニーズが高まっている冷凍倉庫で、庫内に自動化設備を設置するため、空間の有効活用・作業の効率化・省力化が期待できる。また、冷却設備には自然冷媒を使用するなど、環境に配慮した施設になるという。
ダイビルは物流不動産開発事業に参画し、コールドチェーンの要となる物流不動産へ投資することで、海運を中心に物流を担う商船三井グループとのシナジー創出に寄与するとしている。
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