メディカルウエルシア薬局は2日、埼玉県幸手市で移動販売車「うえたん号」の運行を開始したと発表した。この新サービスは、高齢者や買い物が困難な住民を支援するために開発されたもので、食品、日用品、医薬品を販売するほか、薬剤師や管理栄養士とのオンライン健康相談も可能。地域のコミュニティを活性化し、住民の健康維持を図ることを目的としており、地方自治体や地域社会との連携も強化される見込み。

▲ 埼玉県幸手市での移動販売のようす(出所:ウエルシア薬局)
「うえたん号」は、定期的に地域内を巡回し、住民が自宅近くで必要な品物を購入できるようにする。また、大型モニターを搭載した車両では、住民が専門家と直接コミュニケーションを取ることができ、特に医薬品に関する相談が可能となっている。この取り組みは、買い物難民と呼ばれる人々の生活の質を向上させるだけでなく、地域社会のつながりを強化する手段としても期待されている。
さらに、ウエルシア薬局はこのサービスを通じて、地域の健康促進や医療アクセスの向上を目指し、今後も他地域への展開を視野に入れている。地域のニーズに応じた柔軟な対応が可能であり、特に高齢化が進む地域社会にとって重要な役割を果たすと見られている。
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